新しい概念を規格として定義する~アバターのための規格「VRM」を考えた話
セッション紹介記事
概要
メタバースが話題になるなか、プラットフォーム間で相互運用可能な3Dアバター向けファイルフォーマット「VRM」にも注目が集まっています。
「VRM」は2018年に発表され、世に「相互運用可能な3Dアバター向けの共通規格」という新しい概念を提案することとなりました。
このVRMを設計するにあたり自分が何を考えたのか。「規格で思想を表現する」話をさせていただきます。
スピーカー
岩城進之介
岩城進之介
株式会社バーチャルキャスト 取締役CTO
Twitter:@MobileHackerz
ドワンゴにおいて各種AR・VR・放送技術・イベント演出のシステム開発を手掛け、バーチャルキャラクターが出演するイベント等を数多く送り出した。2018年、3Dアバターの共通フォーマットとなる「VRM」を設計・提唱。その後株式会社バーチャルキャストを設立、技術面の指揮にあたっている。株式会社バーチャルキャスト取締役CTO、VRMコンソーシアム理事・技術委員長。