ビジネスにおけるデジタル技術活用
~住友商事とInsight Edgeにみる
DXの進め方~

概要

DXの目的は、新規事業の成功率を高め、既存事業の成長加速させることであり、デジタル技術は実現を支えるツールでしかない。企業が抱える課題は、大きく二つあり、①デジタルプロジェクト経験者が少なく、課題設定力に難があること、②アイデアを素早く形にするエンジニアリング機能がないことである。

本講演では、住友商事のDX専門組織である「DXセンター」と内製技術会社「Insight Edge」の立ち上げに加え、100件以上のデジタルプロジェクト推進に携わった経験から、ビジネス視点でのデジタル技術活用の在り方について学びや課題も交え考察する。

スピーカー

小久保岳人

株式会社 Insight Edge
代表取締役CEO

住友商事入社後、複数のサービス事業開発及び事業会社経営に従事。日本ワムネット「GigaCC」のプロダクト責任者、PT Sumisho E-Commerce Indonesia (現PT Monotaro Indonesia) のPresident Directorを経て住友商事DXセンターに参画。2019年に当社設立、代表取締役CEOに就任。2002年~2003年 米スタンフォード大学客員研究員